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やっぱりいるんだ工作員……ってちょっぴり思った瞬間 in Yahoo!ニュース



2ch反中板や嫌韓反中サイト・BLOGでよく「工作員がなんたらかんたら……」というコメントを目にします。まぁ外交なんてそんなものですから、中国に限らずその存在そのものは当たり前の話なのですが、何かにつけて「工作員工作員……」と騒ぐのもナンだな~、と思ってました。ロジックが単純すぎてお子様向けなので。

だったんですけど、最近その存在をなんとなく感じたのがこのニュースについているこのコメント。

「ダライ・ラマ支援説を否定-フランスの高級ブランド」(Yahoo!ニュース)

全文引用しちゃいますね。

■■■ 注意・注意 ■■■
日本人の皆さんと中国人の皆さんへ
ヤフーの掲示板では、一部の工作員(右翼?チベット?法輪功?)が
・日本人を偽って、下品な言葉で中国を罵倒したり、
・中国人を偽って、下品な言葉で日本を罵倒したり、
必死に日中民間レベルの嫌悪感を煽ってる工作員がいます。
良識のある人間は、普通の日本人でも中国人でも、
いきなり下品な言葉を使って相手を罵倒したりしません。
■日中両国の皆さん、釣れられないように注意しましょう!
あなた達の罵り合いを見ている工作員がこっそり笑っています。

一見するとまともに見えるコメントです、が、「右翼?チベット?法輪功?」と中国政府認定反中組織をひと括りにしている時点で中国側のものだというのが見え見え。

仮に「工作員」だとするとレベルが低すぎるような気もしますが、少なくとも最近Yahoo!ニュースの中国系ニュースのコメントに見られる、中国の掲示板のノリでコメントを入れるレベルの非常に低い中国人コメンテーター(笑)のそれとは比べ物にはならないでしょう。日本語もまともですし。

ただ、最近の中国系ニュースのコメントに見られる日中コメント痛罵合戦を一部の者の工作とする理由として「良識のある人間は、普通の日本人でも中国人でも、いきなり下品な言葉を使って相手を罵倒したりしません。」とありますが、それはあくまで実社会の中で面会した場合の話であって、ネットのように顔の見えない空間では、日中を問わず下品且つシンプルな表現で相手を痛罵して自己満足に浸る輩が多いことは、多少なりともネットを知っている者ならば常識です。

「日本人を偽って、下品な言葉で中国を罵倒したり、中国人を偽って、下品な言葉で日本を罵倒したり」とありますが、日本人の「下品」コメントは2ch系の表現であって、外国人(中国人)が使いこなすのは難しいでしょう。

一方の中国人のコメントもその「下品」な言葉遣いは中国のネットで普遍的に見られるもので、別に珍しくも何もありません。日章旗を「月経旗」と揶揄す(白ナプキンに赤く滲んだ血を日本国旗に見立てた表現)発想はあきらかに中国人の発想です。

で、このコメントの目的ですが、シンプルに考えれば、まもなくはじまる日本での聖火リレーに対する抗議活動を幾分かでも緩和することでしょう。5月には胡錦涛国家主席が訪日しますし、日中友好路線に舵を切った中国としては、ここで長野の聖火リレーが激しい抗議活動に遭遇して、それが中国国内の反日感情に火をつけてはそれこそ一大事ですから。

ただでさえ国内に排外ナショナリズムが高まっている状況ですから、下手すると暴走して不満が政府に向く可能性もあります。中国共産党としては悪夢そのものです。

この他、中国政府が現在の苦境を脱する突破口として日本の取り込みを狙っているフシも見え隠れします。もともと人権にうるさくなく、且つ御しやすい親中福田政権ですから、かつて日本が天安門事件後の苦境にあった中国に救いの手を伸べた歴史を再現したいと考えているのかもしれません。まぁ結果としては恩を仇で返されたんですけどね。政治家の皆様、覚えてらっしゃいますか。

シロウト考えですから、かなりデタラメ言ってるかもしれません。一平民のBLOGですから、これはこれでアリでしょ。

それにしても、中国国内のナショナリズムの高まりには背筋が寒くなります。戦前の日本もこんな感じだったんでしょうか。親中派を自認するワタクシとしては痛ましくて見てられません。暗澹たる気分です。

政治とはいやなものです。でも逃げられないんですね。

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