中国では国慶節が迫っています。要は建国記念日です。日本にも建国記念の日がありますが、中国の国慶節は7連休という大型連休になります。今年は中秋節の休みと合流するので8連休。まぁ、その代わりお盆休みありませんから。五分五分と考えてください。
中国の国慶節は韓国のように神話に基づいた記念日ではなく、現政権である共産党が建国宣言をした日に基づいています。で、60周年なんです。今年は。
60、ということで、人に喩えるなら還暦です。それで今年は盛り上がっているんですね。
式典が行われる北京では、大規模な軍事パレードが行われる、ということで、あれこれ騒がしくなってきています。このようなイベントが行われる場合は治安検査が厳しくなり、地方から北京入りする車両は実名登録しなければならないなんていうニュースもありましたね。
面白いのが、パレード沿線の住宅は、パレード中は窓を開けてはいけないんですって。窓際に立ってもダメ。狙撃を恐れているんでしょうけど、もし窓際に立ったら射殺されちゃうんでしょうか。ちょっぴり気になるところです。
日本ではこういう政治的なパレードは行われないので比較できませんが、他の国はどうなんでしょう。
治安対策にうるさいのは、それだけ治安が悪い……というか、正確には政治的な意味での「治安」に問題があることの裏返しでもあるのですが、まぁ、一草民としては、何事もなく、とっとと終わっていただきたいものです。
そんなわけで、大して管理できない割には、何かと管理したがるお国柄なのですが、それはネットでも同じ事で、そのような管理員を皮肉って言う新語に“鹳狸猿”なるものがあります。
儒家思想が強調される中国ですが、政治的には儒家思想など飾りみたいなもので、その実は、法家思想国家なんですね。とにかく管理したがる。
そうやって「管理」された式典が、政府の主催で10月の初めに行われます。北朝鮮チックな中国の一面を見ることができるんでしょうね。それはそれで楽しめるのですが……
いつか観衆が自由に参加できるパレードが行われる日が来ることを祈りつつ。
